COLUMN
どこかの世界に繋がっている、不思議な空間。
無になった瞬間に、繋がった茶室。
宝が池プリンスホテルに
こんな美しいお茶室があって
中に入れるとは知りませんでした!
いや…、ずっと視界に入ってはいたんですが
気にならない時は、気にならないものですね。
カフェの窓から見えていても
オブジェ感覚だったというか
額縁の中の「絵」のように思っていたんです。
ただその日、私はなぜか「無」になろうと思い立ち…
いつもなら絶対持って歩くパソコンを
あえて自宅に置いて来ていたんですよ。
こうやって意識的にいつもと違う行動をすると
やはりいつもとは違う体験ができるものですね。
お茶室に入ると、中にはお客さんが誰もおらず
美しい着物を着た女性が、出迎えてくれました。
非日常的なのに、不思議と懐かしいような空間…
中は天井が低く、迷路のような構造になっていました。
どうやって入るの?という小さい扉をくぐってみたり。
滝の音を聴くための風流な席もありました。
流れる涙は、魂が喜んでいる証拠。
畳に座り、お茶を立ててもらったのですが
待っている間、なぜか涙が流れてきました。
これはきっと、なにかの通り道に座っているから、
涙が溢れたのではないかという感覚がありました。
きっと、魂が喜んでいるに違いない!
そう思いました。
実は、このお茶室では
懐石料理を食べることもできるのだそうです。
いつか、予約して行ってみたいな。
sunawamaki
タロット占い館『OracleGarden 或庭』のオーナーで、Whateverのメディアパートナー。ミュージシャンとしても活動中!好きなものは、お寿司、テイ・トウワ、温泉、ゼルダの伝説。鑑定のご依頼は、お気軽にどうぞ。タロット教室、ピアノ教室もやってます!