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COLUMN

私の好きな裏建築〜マニアック編①〜

2024.9.24

誰にでも、人には言えない好きがある。

温度のない世界観に心惹かれる

こんにちは。Whatever のメディアパートナー、sunawa です。Whatever は、社長の楪葉さんが一級建築士なので、自然と建築好きが集まりやすいシェアオフィスでもあります。
 
現在、スタッフの白井さんが、メンバーの好きな建築についてインタビューするという素晴らしい企画を考案し、ポストやコラムを書いてくれている最中でして。
 
私も『京都国際会館』の名前を出させて頂きました。もちろん、国際会館は私にとって最強の推し建造物なのですが、ただそれは、誰の前でも堂々と宣言できる「表の好き」にカテゴライズされる建造物だったりします。
 
実はその裏で「こんなこと語っても、理解してもらえないんじゃないかな…」と密かに思いあぐねていた「裏の好き」建造物もあったりしますので、今回はそんな裏面について、ここにコッソリ綴らせて頂きます。
 
世の中には、「廃墟好き」なる人々が存在していますね!「廃墟」は、今はもう使われていない施設であることが明確です。そんな廃墟系の建造物もなかなかに良きではあるのですが。私がもっと好きなのは、廃墟までは行かない…、しかし人の気配があまり感じられない…、少しジメッとした温度のない建造物です。
 
特にゾクゾクしてしまうのが「え…、やってるの…?やってないの…?」と、不安にさせられてしまう、小規模〜中規模くらいの、医院系建造物です。3階建てくらいで、入院もできそうな感じで、奇妙なフォントで、白くゴツゴツした構造で、窓の中がチラッと見えそうで見えなかったりすると、もう釘づけになってしまいます!

 

 

ちなみに、こちらはAIに生成してもらった架空の医院の写真です。実際の写真を出してしまうと、色々あれかなと思ったので。何度もやり直した甲斐あって、なかなかいい感じになりました。温度のない、ちょっと不気味な感じが表現できているかと!これでイメージが伝わりますように…。

 

潜入不可!妄想は膨らむばかり

医院系建造物は、アートとして捉えた時、内部の世界観に強く心惹かれます。しかし、そんなモチベーションで施設内を見学させてもらうのも変なので、思うように潜入できず、妄想はただ膨らむばかり。

 

 

この手の医院は、置いてある椅子やスリッパの感じも独特だったり、待合室で読める漫画のラインナップも妙に癖があったりしそうです。雑誌の表紙に、大きく黒マジックで「内科1F待合」などと殴り書きしがち。そんな大胆さにもゾクゾクします。そして受付の小窓脇には、なぜか折り紙で作った小箱が置いてあったりします。
 
こんな私の趣味趣向に共感してくださる方がいたら、感涙です!

sunawamaki

タロット占い館『OracleGarden 或庭』のオーナーで、Whateverのメディアパートナー。ミュージシャンとしても活動中!好きなものは、お寿司、テイ・トウワ、温泉、ゼルダの伝説。鑑定のご依頼は、お気軽にどうぞ。タロット教室、ピアノ教室もやってます!

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