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COLUMN

【Whatever MIYAZUプロジェクト始動】伊根の舟屋体験

今年も残りわずかとなりました。これまでの一年間、そしてそれ以上の年月にわたり、宮津市のプロジェクトで大変お世話になっている倉さん。そのご実家が営む舟屋民宿に、今回泊めていただきました。

この舟屋は比較的新しい建物とのことで、どこもかもが綺麗に整えられています。広々としたお風呂の脱衣所やトイレも快適で、まさに贅沢な舟屋暮らしを体験することができました♪

冬に食べたい伊根のブリ料理

冬の舟屋と聞くと寒さをイメージしがちですが、さすが暮らしの知恵。室内は暖房がしっかり効いていて、全く寒さを感じません。それどころか、何度も外に出てしまうほど伊根湾の景色が美しく、目を奪われるばかり。

伊根町ではカニが獲れないため、ブリ料理を町の名物として推していきたいという声が多いそうです。確かに、冬の旅行といえば「カニ」が定番の観光地も多いですよね。

朝、漁港から持ち帰られた魚の中にくちばしが長い珍しい魚がありました。「アカヤガラ」という高級魚で、割烹料理などで使用されるものの、一般家庭ではあまり馴染みがないそうです。確かに、対面するのは初めてですね。。

初めて見る魚の華やかさに驚きつつ、鮮度抜群のお刺身と贅沢な鰤しゃぶをいただきました。この新鮮さは、現地でしか味わえない特別な体験です。

舟屋から見える海は、寒さを忘れるほど美しく、ダイニングテーブルからすぐに海面が見える光景にワクワクが止まりません。波に押されて船がコツコツと舟屋に当たる音が響く静かな夜。あいにくの天気でしたが星空もしっかりと見ることができて大満足でした!

舟屋でこたつを囲めるのは冬ならでは。

​​夜をゆっくり過ごしたい伊根!でも朝の景色も見逃せない伊根!でもあります。

おかみさんの朝食の準備をするかちゃかちゃと食器のなる音で目覚めるまだ暗い朝。

伊根の舟屋群の端まで日の出より先に少し散歩をしたら朝霧の立ち上がる山々を眺めながら船着場でインスタントコーヒーを!

漁港で体感する“今を生きる”暮らし

おかみさんの用意してくださった豪華な朝ごはんをいただいた後、伊根の漁港を見学させていただけることに。この時期はブリがよく獲れるとのこと。舟屋の電話に「ブリが20本!」と連絡が入り、漁港は一気に活気づきます。

次々と網いっぱいのブリが水揚げされ、海水はブリの血で赤く染まります。その匂いに誘われてウミネコたちが飛び交い、活気に満ちた漁港の様子は圧巻でした!!住民や舟屋を営む人たちが手際よく魚の重さを測り買い取られていきます。

中には18キロもの大きなブリも!!ブリってあんなに綺麗な魚なんですね。風船のような丸みと美しさにびっくりしてしまいました。

その日のうちに刺身にしたり、鰤しゃぶにするなら5日ほど熟成させるとさらに美味しいそうです。切り身の色合いが日ごとに変化していくのもまた興味深いところでした。

伊根には魚屋さんがありません。ここでは人も魚も自然のリズムの中で共存し、その日その瞬間を大切に生きるシンプルで力強い暮らしが息づいています。この漁港の暮らしに触れるたび、伊根町への愛しさが増すばかりです。

舟屋での贅沢なひと時を過ごしながら、「ワーケーション」という言葉では表現しきれない特別な時間を体験しました。この「海の京都」宮津・伊根町でのワーケーションは夢ではありません。

この度、『Whatever MIYAZU』として新しいワークスポットの運営に携わることが決定しました!

今後の進捗も、どうぞ楽しみにしていてください!


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