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COLUMN

まもなく1周年! 【SHIMOGAMO-EASTができるまでを振り返りました】

SHIMOGAMO-EASTが完成し、まもなく1年!

春のやわらかな光が窓いっぱいに差し込む今日、ふと1年前の風景がよみがえってきました。

毎週現場に足を運び、少しずつ姿を変えていく建物を写真に収めていた日を思い出します。

今回はその記録の一部を振り返りながら、Whatever SHIMOGAMO-EAST

どのように出来上がっていったのかを振り返ってみたいと思います。

昨年の春、1階カフェスペースの窓から

現在では、本を読んだり、仕事をしたり、

皆様に思い思いに過ごしていただけるようになった1階カフェスペース。

昨年の今ごろは、まっさらなコンクリートの壁と大きな窓枠だけがある状態でした。

床にはビニールシートが敷かれ、外には足場が組まれ、室内には道具や資材が並びます。

この場所が今のような空間になるなんて、正直、まったくが想像できませんでした。

大きな窓ガラスが入ると、一気に雰囲気が変わり、少しずつカフェっぽさが見えてきました。

足場が取り外された瞬間、視界が一気に開けて、

窓の先に広がる高野川沿いの景色がはっきりと見えるように。

ちょうどその頃は桜は散り、河川敷にはやわらかな緑が揺れていました。

2階3階 オフィス・ハウス:壁も仕切りもないまっさらな空間

上の階では、ただ広く抜けた空間の中を、

職人の方たちが黙々と作業をされています。

敷居の壁もドアももちろんまだない状態なので

どんなオフィス空間になるのか想像できません。


上を見上げると配線用のヒモのようなものが何本もぶら下がっていて、

素人の私にはまったく意味もわからず。。

設計図を片手に代表のゆずさんは真剣な表情で打ち合わせを繰り返していました。

そんな状態から少しずつ部屋と部屋の仕切りができ、壁が立ち上がり、扉がつけられていくと

ようやく、「オフィス」という言葉がしっくりくる空間になっていきました。

シェアハウスは完成に近づくたびに、

この場所での暮らしが少しずつリアルに想像できるようになっていきました。



こだわりの木の香りがする空間へ

床板や家具はSQUAREさんとお話を重ねます。

照明が取り付けられ、木の床が張られ、家具たちが運び込まれると空間は一気に表情を変えはじめ

ようやくWhateverらしい空間がかたちになってきたと感じました。

​​そして、完成へ

季節が移り変わるのと一緒に、建物も少しずつ姿を変えていきました。

家具が運び込まれ、最後の仕上げは、スタッフみんなで協力しながら。
できることは手分けして進め、アットホームな雰囲気の中で愛情たっぷりに仕上げていきました。

建物の完成とともに内覧に来てくださる方も少しずつ増え、
街を歩く方々から「これはなんの建物ですか?」と声をかけられることも。

人の気配が加わるたびに、この場所にも新しい表情が生まれていったように思います。

1年後の今、思うこと

何もなかった場所に建物が立ち上がり、

そこに拠点が生まれていく過程を間近で見守ったのは、

私自身初めてでとても感動しました。

家具や設備が揃っても、それだけでは建物は完成するのではなく、

「人が集って初めて建物は完成する」とこの場所が教えてくれたように思います。

これからもこの場所が、誰かにとってはじまりとなり、日常となり、 ここで出会い、ここで生み出し、ここで共鳴し合う。 

そんな空間であり続けることを、Whateverスタッフ一同心から願っています。




Whatever SHIMOGAMO EAST

シェアオフィス、コリビングハウス、CAFE、ギャラリー等の要素が融合した複合ビルディングが誕生。
働く人、住まう人、表現する人。この空間に共鳴する全ての人々にとって、
多種多様で、独創的なLife Styleがここからはじまります。詳しくは公式HPをご覧ください。


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