独特の美意識が、そこにある。

皆さん、団地は好きですか！？

　

団地っていいですよね。

　

　

独特の形状の階段や…
ゴツッとした質感の外壁…
均整の取れた廊下やベランダ…

　

そして、何と言っても「棟番表示」

　

　

　

シンプルな壁に、番号だけが書かれている…

　

この奇妙で不思議な世界観に
心を撃ち抜かれてしまいます。

　

左京区の団地郡

我らが左京区にも、美しい団地は存在します。

　

たとえば、洛北にある『高野団地』

　

　

近所なので、私にとって
当たり前に見る光景となってはいるのですが

　

もし、遠方に住んでいたとしたら
この団地のオーラを浴びるために
日々、通っていたかもしれません。

　

団地といえば
屋上に設置されている給水塔もたまりません。

　

　

丸かったり、細かったり、近未来的だったり。

　

そうそう。

　

出町柳には、かつて
スター型の団地が存在していました。

　

　

上から見ると
ナント星の形になっているんですよ。

　

美術館や博物館のように
中に入れてもらえるわけではないので
近くを通ったらチラ見するだけですが…

　

それだけでも、ゾクゾクしてしまいます。

　

人生がもう１つあったら
団地写真家になりたいな。

　

Ｎ号棟で生きる

私は、ミュージシャンでもあるのですが

　

団地好きが高じて

　

『Ｎ号棟にて』という曲を作りました。

　

この団地で　出会ったのは
きっと偶然じゃないだろう

　

Ｎ号棟で　笑って
Ｎ号棟で　遊んで
Ｎ号棟で　不思議な光を見たよ

　

〜ユリネンド『Ｎ号棟にて』より〜

　

そんな歌詞の曲です。

　

　

「Ｎ号棟」の「Ｎ」は
「ＮＯＷ」の「Ｎ」です。

　

この世界を団地に見立てた楽曲で…

　

今、同じ時代に生きている私達は
同じ「Ｎ号棟」の住人同士である
というメッセージを込めています。

　

同じ団地で暮らしているって
すごい奇跡だと思いませんか？

　

同じ時代に生まれているのも
実はとんでもない奇跡だと思うんです。

　

当たり前の光景を
当たり前じゃないと思った時
私たちの人生は奇跡の連続になるでしょう！

　

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