COLUMN
緑に包まれる山奥の秘湯で、芯からの癒やしを。
寂光院の聖域にある温泉旅館
Whatever 或庭 の sunawa です。
ゴールデンウィークの京都には世界中から人が押し寄せ、
ラッシュアワーのようになっていた所もあるようですね。
そんな中…、人々の意識の抜け道を通り…
私はとある新緑の秘湯へ導かれていました。
その秘湯とは、『大原温泉』です。
大原と言えば、三千院がメジャーです。
そのため、三千院へ向かう道は大混雑しているのですが、
真逆にある寂光院の方へ行くと、人がいなくなるのです。
なぜ人がいなくなるのかは、完全に謎…
Whatever と一緒で、神秘的な結界が張られていて、
古代から守られているエリアなのかもしれないです。
魅力を余すことなく伝えたい反面
人が押し寄せてはならない、聖域のようにも感じられるので
少しビクビクしながらこのコラムを書かせてもらっています。
大原には、二つの温泉旅館
『大原の里』と『大原山荘』があります。
どちらも、風流で開放感に溢れる
露天風呂を楽しむことができます。
![大原の里,日帰り温泉,旅館](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_3619.jpeg)
![大原山荘,日帰り温泉,旅館](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_3613.jpeg)
優雅な空間を独占できる幸せ
大原温泉は、たとえ三連休のど真ん中であったとしても
露天風呂が貸切で、私一人だけ…ということが多いです。
いつも「こんなに贅沢な空間なのに、どうしてだろう…」と
不思議に感じては「神様ありがとう」と思わざるを得ません。
![大原山荘,温泉,](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_6888-1024x576.jpg)
この件について、Whateverスタッフで話した際
「少数派だからじゃない?」
と言われたのですが、えっ…?そうだったんだ!
そういえば、大原温泉を知る前
よく貴船の温泉に通っていた事を思い出しました。
かなり優雅な温泉施設で、めちゃくちゃ気に入り
毎週のように通っていたのですが…
いつも人がいなくて心配していたら、
案の定すぐ閉館してしまったんです。
人の気配がないのは個人的にありがたいですが
潰れてしまっては一大事なので複雑な心境です。
自然に包まれ五感が開花する
疲れを回復させ、芯から癒やされるためには
誰もいない温泉に浸かるのが、私にとっては最高のご褒美。
光、水、風…
ここへいくと五感が研ぎ澄まされるような感覚になります。
![新緑,大原](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_3614-1024x1024.jpg)
青もみじの濃淡…
天井に映る水面の揺らめき…
脱衣所で首を振る、レトロな扇風機の音…
そんな情景の中に溶け込んでいると涙ぐんでしまうことも。
極めつけは白米の美味しさをシンプルに味わえる
『おむすび定食』
日本にいることの喜びを、思い出せるでしょう!
![おむすび定食,大原山荘,グルメ,](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_6668-1024x1024.jpg)
才能を開花させたい人…
宇宙とつながりたい人…
そんな、つぼみのような状態にある人を
大原の温泉は包みこみ、花を咲かそうとしてくれます。
![sunawamakiさん](https://whatever-produce.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/IMG_20230711_135509_200-1-1024x1024.webp)
WhateverShimogamo にある占いサロン『或庭』の鑑定師で、Whatever のメディアパートナー。電子音楽系ミュージシャン『sunawamaki』として、楽曲の配信も行っている。お笑いが好きで、NSCに入学したことも。お気に入りは、ゼルダの伝説、Bjork、チーズケーキ。
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